FX取引のリスク

FX取引にはリスクがありまっせ!

FX取引は、大きなリターンを得られる分、それに伴うリスクがあります。
リスクのことを勉強せずに取引を始めると、後々泣くことになりかねないので、
取引を始める前に一通り勉強して、リスクに対して構えておきましょう。

リスクの具体例を見てみましょう

例えば、1ドル=100円のときに、
10万円の証拠金で100万円分のドルを買う(1万ドル)取引をしたとしましょう。

順調にドルが高くなって、1ドルが120円になったときに決済したとします。
すると、1万ドルは円換算で120万円になります。
証拠金で支払った10万円を差し引いても、10万円の利益になります。
これは取引がうまくいった例ですね。

 続いて、取引がうまくいかなかった例です。
1ドル=100円で買った後、1ドルが90円まで安くなって決済したとします。
すると、1万ドルは円換算で90万円となるので10万円の損失となり、
最初の証拠金10万円はなくなってしまいます。

がーん。元本は全てなくなってしまいました。
FXには、こういう恐ろしい面もあります。

【例】1ドル=100円のときに1万ドル(=100万円分)買ったとして…

決済時のレート 1ドル=120円 1ドル=90円
決済時のドルの価値 1万ドル×120円=120万円 1万ドル×90円=90万円
損益 +20万円 -10万円(証拠金がなくなる)
利益率 +200% -100%

レバレッジという「諸刃の剣」

100万円分の取引をしたいとき、
FXでは10倍のレバレッジをかけることで、10万円の元手で取引ができました。
外貨預金で同じ取引を行おうとした場合、
レバレッジを使えないので元手が100万円必要となります。

このように、FXではレバレッジをかけられるので、
外貨預金に比べて、FXはハイリスク・ハイリターンな取引だと言えます。
ただ、10倍のレバレッジをかけた場合など、
10%上がると元本は倍になりますが、10%下がると元本がゼロになります。
FXは、元本保証のない金融商品です。

以下に、FX取引に関わるリスクを挙げます。

相場変動リスク

相場の動きは不確定です。そのため、リスクがあります。

相場の予測が外れて損失が膨らんでいく場合、
預けてある証拠金以上の損失が発生する可能性があります。
この場合、取引を継続するなら新たに追加証拠金(追証)を入れなければいけません。

決済の時点で証拠金以上の損失が出てしまった場合は、
損失した額を清算するために証拠金に加えて新たに入金しなければならないこともあります。

金利変動リスク

為替と金利は、相互に関連しながら日々変動しています。
よって、各国の金利の動向によって為替相場が大きく変動することもあります。

スワップポイントも、それぞれの通貨の短期金利に応じて日々、変動します。
金利の動向次第では、取引を始めるにあたって受け取るつもりだったスワップポイントが変わってきたり、受け取ることができなくなるということも考えられます。

金利リスク

金利の高い通貨を売っているときは、スワップポイントの支払いがあります。

流動性リスク

国際取引において、基軸通貨であるドルや、主要国の通貨は、流動性が高く取引しやすいです。
しかし、取引需要の少ない通貨の場合、流動性が低く取引がなかなか成立しないことがあったり、
思うような価格で売買できないこともあります。
戦争や天変地異、為替政策の規制や変更などで、取引が難しくなる可能性は常に存在します。

信用リスク

相対取引と呼ばれる業者との直接取引のため、取引外国為替業者が倒産などした場合、
預け入れた証拠金も還ってこない可能性があります。

電子取引のリスク

コンピュータシステムのトラブルや、注文の誤入力、
パスワードの漏洩といった電子取引特有のリスクがあります。


次のページでは、このリスクを踏まえてFX取引を考えてみましょう!



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